深く知るリフォームのすべて
スロップシンクをベランダから玄関に移動させるリフォームのメリット
スロップシンクはベランダに設置されていることが多いです。ベランダで洗いものをするという人は多く、そうした状況では一般的な洗面台よりも底が深いスロップシンクが重宝します。庭で栽培した野菜を洗いたい、汚れた靴や服を綺麗にしたい、といった状況でも便利です。一方でいざベランダにスロップシンクを設置したけど、思っていたよりも使いにくかったので玄関に移動したいという声があります。玄関にスロップシンクを設置するメリットは、室内に入る前にすぐにモノを洗えることにあります。
特に高齢者世帯では重たいモノをベランダに運ぶのが大変という話が多いです。お風呂場に汚れた衣服を持ち込むにしても、置いている間は入浴できなくなるなどのデメリットが生じてきます。そのため玄関に十分なスペースがある家庭では、玄関にスロップシンクを設置するケースが目立ちます。外から帰ってきたらすぐに手を洗えるのは大きな魅力で、汚れや雑菌、ウイルスを室内に持ち込まずにすむのです。衣服に泥がついているのであれば、その場で洗うことができます。犬の散歩をして帰ってきたときも、室内に入れる前に足を洗えるでしょう。
ベランダにあるスロップシンクを玄関に移動させるリフォームをすれば、いつもクリーンな室内を維持できます。特に風邪をひきやすい人、花粉症に悩んでいる人などは、玄関で汚れを落としておくメリットが大きいです。ウイルスや花粉は目に見えないので非常にやっかいです。特に家族が多い家では、必然的に外から持ち込むウイルスや花粉が増えるので、アレルギーの発症リスクが高まります。健康な生活を維持するためにも、スロップシンクの場所を玄関に移動させるリフォームには意味があるのです。